2013年7月27日土曜日

レッツ・ファン サマーボルダー!シリーズ#2 小川山 0727

シリーズ第2回目も小川山です。
今回は久しぶりにオージと岩!かと思いきや、オージカーに乗り込むとオージのツレ(以下、「オツレ」)もいるじゃないでか!このユルさこそがサマーボルダーヽ(´3`)ノ



オツレさんも遊べる岩が近くにある、というこれまたユルい条件のもとまず向かったのは石楠花エリア。

なにやら昨晩雨が降ったらしく地面も濡れていて空気もシッケシケ。先週やりかけた「忘却の河」を触るも、岩から蒸気出てるんちゃうかってくらいヌメる。
ヌメって落ちるイメージしか湧かなかったので、前半〜中盤パート練習して撤退。

オツレさんはアレコレとトップアウトを重ねてた。
なにやら岩の才能あるらしい。



午後からは石の魂エリアへ。
股からオージ

石楠花エリアよりは断然乾いてたので先週に引き続きAIT。
オージとマジでトライするもやはり敗退。
オージでも2手目止まらんて、こりゃ秋まで封印だわ。
オージ on AIT


腑抜けた男二人を尻目に、オツレさんは気合いのトライで結構シビアなポケット課題をゲット。、、、まじですげーと思った次第。ポケットの才能抜群。
オツレさん on 名も知らぬポケット課題


そんなところで今日のクライミングは終了。
その後ゲリラ豪雨に襲撃されるも、間もなく車に乗り込もうというところだったため事なきを得た。夏の岩場はこれがヤーね。
マジで滝のようなゲリラ豪雨


その後、今日唯一の成果を残したオツレさんの希望で「ふじもと」へ。
やっぱここの肉ンマッー!!



何にしても今日は、「夏の岩場は成果を期待してはいけない。」ということを学んだ。
期待していくとメンタルがもちませんっ!!


次回はアフタークライミングをメインに、灼熱の御嶽でも行こう。
そうしよう。


END



2013年7月20日土曜日

レッツ・ファン サマーボルダー! シリーズ#1小川山 0720

みなさんこんにちは。

今シーズンからの新企画「レッツ・ファン サマーボルダー!」。
夏のボルダーでは暑さで成果は期待できないにもかかわらず、「恋敗れ、やはり愛すべきは岩しかない」、「もう仕事にも人間関係にも疲れた、都会の喧噪を離れて現実逃避したい」、「岩に触れていないと痙攣が止まらない」そんな異常心理状態から岩場に繰り出してしまう僕らクライマーの夏の生態にフォーカスしていきます。

記念すべき第一回は、クライマーにとって夏シーズンにおける数少ない逃げ場となっている小川山が舞台。

金曜の夜、一月半ほど岩場から離れクライマー的禁断症状にかかっていた僕と、その晩仕事の都合で酒を浴びていたゆいくんは、異常なテンションのまま深夜に車を走らせ小川山に向かった。

途中の双葉SAだったかで仮眠、朝飯、を挟んで8時頃には金峰山荘装着。
川上村の気温計は14度を表示。肌寒いくらいの朝だった。


まず向かった先はAIT(初段)。
ムズイと聞いていたので、朝のベストな時間に攻めてみる。

右手ポッケに指をグリグリねじ込む。
初手の3本エッジをガチで握り、2手目へデッド...
って、2手目のエッジ薄っ!!止まらんっ!!


結局この日はゆいくんが一度だけ2手目を保持ったのが最高高度。
完全敗退。次回はなんとか足残そ。


次は下る途中の涙岩?で遊ぶ。
涙涙(1級)はワントライで無理だと判断し、隣のホワイト・ティアーズ(4級)で癒しを請うた。
が、足抜けまくって、スネぶつけて大量流血して、心が折れる寸前に必死の覚悟で登った。癒しどこいったん!!

ゆいくんも突如として降臨したヌメリ神に苦戦しつつもなんとか登った。4級の恐さを思い知ったぜ。

ホワイト・ティアーズ(4級)


ここで午前の部は終了。
気温も上がってきてヌメリ始め、そもそも寝不足でクソ眠い。
てことで昼の暑い時間帯(11時〜14時)はダラダラ寝まくった。


もう寝られなくなり、散歩がてらバルカン(二段)を偵察。もはや穴グラというロケーションで、下地も悪め。それでも課題の内容としてはオモロな雰囲気ビンビン。次回触るリストに追加しておいた。


また移動して石楠花エリア。
ゆいくんは忘却の河(2段)の後半部分(2級パート)を練習してた。
なにやらムズイらしく、試しに触ってみたらフラッシュ。普通の2級です!

 2級パート1

2級パート2


そのあと俺は、忘却の河の前半部分を練習。
ゆーても2段なので簡単ではなく、しかも川が近いせいかヌメりが止まらんで、この日の間は繋がる気配はゼロだったな。コンディションいい時間帯なら可能性あるのでまたやろ。

最後は、昨秋にちょっとだけ触ったことのあった課題、流れの中に(1級)を難なく登ってフィニッシュ。
流れの中に(1級)
見よ、この恐ろしいムーブを



夕飯はおれのたっての希望で焼肉。肉ンマッ!
肉の脂で少々吐き気をもよおし、28年重ねた歳を実感しつつも、満足。


帰宅してソッコー落ちた。