2014年10月19日日曜日

瑞牆 〜20141019〜

ようやく結婚式という大イベントを終えた兄を連れて瑞牆へ。


前日夜に「新エリアであれもこれも登っちゃうよ!」と息巻いていたが、瑞牆に向かう道中で急遽メインエリアに向かうことになった。


とりあえず初段あたりでアップして、
それぞれのターゲットに向かうという算段。

ということでまず向かった先は先住岩にある
キレイな薄かぶりフェースの課題「眠った風(初段)」。

この課題は夏頃に一度触ってて、最後の核心の一手ができなかった。
今回はベストシーズンでもあるし、サクッと登っちゃおう!
そう思ってるときは大抵うまくいかな。

3トライ目くらいだったか、
意を決してリップに飛びついて何とか登った。
左手は外れそうだったし、
右手もガバのリップに指先しか掛かってなかったし
かなり危うかった。
しかしこれはとてもいい課題だった!オススメや。
瑞牆の初段の中でも数本の指に入るな。
(そもそも初段数本しか登ってない気もするが。)


その後は昼休憩して、兄のターゲット「インドラ(二段)」。
定番よね。
おれはユルっとスタートについては、一手目出せず終わる。
これも定番よね。
兄は何かを掴んだ模様。今シーズン行けるか?!


で、最後は「皇帝(二段)」。
低い課題でさほど見栄えしないのに、
なぜか引き寄せられるこの課題。
二手のハードムーブにすべてが詰まってる感じが、
ボルダラー心をくすぐるんだろうな。

かれこれ3、4日は本気でトライしてて、
この日はやっと核心の二手目が止まった!!
結局は足上げてマッチしに行くところで指抜けて登れず、
その後この二手目が止まることはなかったけど、
けっこう苦労してた二手目が止まってなによりや。

そんなこんなで、久しぶりの瑞牆は終了。
帰りは35キロの渋滞につかまって体力尽きたが、
成長を感じられたイイ一日だった。

とうぶん岩はおやすみかね。
また来月。

2014年10月11日土曜日

神戸(かのと) 〜20141011〜

品川ロッキーの常連仲間、タニさん、マキくん、ドゥーさんと神戸(かのと)へ。

神戸に初めて来たのは一年半前。それ以来、神戸に来てはスチャダラ(二段)をトライする日々が続き、どーにもこーにも登れないままかれこれ5日も経過していた。

そんな因縁の課題スチャダラに終止符を打つべく、前の晩はビールに伸びかける手を必死の思いで引っ込め当日に臨んだ。

そこに合流するは、前の晩、お酒に伸びかける手をさらにさらにと伸ばし続けた自称クズクライマー、マキくん。集合時間の10分後に「起床なう」との連絡を入れてくるあたり、やはりクズ、されどクライマー。

気を取り直して出発した車内では、マキくんが死人のような目をどこか遠くに向けている。焦点は定まっていない。
時折、かっ!と目を見開いたかと思うと車を降りてリバース笑
なかなか楽しい朝であった。
※リバース写真は自粛します(笑)

岩場に到着し、とにもかくにもスチャダラ。
長い一日だったので一日のスチャダラとの戯れを要約すると、
(1)毎度のことながら、前半のルーフパートでトゥがキマらない。5回ほど落ちる。
(2)他のパートを確認しつつ、いっこうにキマらないトゥ。
(3)トゥを諦めカウンタ?ムーブに変更したら状況好転。
   (これまでの5日間はなんだったん?)
(4)繋げモード。リップへのデッドまではもはや落ちん。が、リップ止まらん。これを6回。
(5)刻々と皮を剥がれる左手人差し指。
(6)指皮的に最後のトライでリップ止めるも、あれ?ヨレて寄せられないけど?
(7)案の定指に穴が空いて出血により強制終了。

また登れなかったぜ!これ以上プレッシャーを感じたくないので、今後は、スチャダラは自分に課されたトレーニングなんだと思い込むことにした。


他のメンバーはというと、
タニさんは僕と一緒にスチャダラしてて、無尽蔵の体力でムーブのバラし。さすがや。
最後の左カチだけ持ちにくそうにしてたけど、そりゃそうよ、だって半日くらい社会の窓が開いてたもん。タニさんなら窓閉めたらイケるよ。(じゃなくてだれか教えてやれや!!)


ドゥーさんは開かずの扉(一級)。核心超えてるんだけど、惜しいところで繋がらなかった。一緒にここに戻ってきましょう(`・ω・´)キリッ


で、マキくんはというと。けっきょく道中三度ほどリバースした彼は、午前は川辺で爆睡。午後にムクッと起き上がりおもむろに開かずの扉をトライし始める。で、登ってしまった笑! この酔っぱらいやりおる!


そんなこんなでクライミングは終了。
また神戸いかなきゃな。


夜は、帰宅後に妻とお義父さんと居酒屋ご飯。
ネストビールのクラシックエールと牛タンを美味しくいただき、楽しいことをたくさん話し、満たされた一日となった。