2016年12月28日水曜日

豊田 〜20161228〜

夏に子供が産まれ、クライミングに割く時間もめっきり減ったこの頃。ようやく2016年冬シーズンが始まりました(2016年はあと3日しかないけども)。

心優しい妻の許しを得て、久しぶりの岩は豊田。由井くんと二人旅は気楽でよろしい。

まずは、ずっとやりたかった「ごりっぱ(f)」。
前回は課題を見つけられなかったので、この日も岩探しから。
山を1時間以上も徘徊し、表から裏から探しに探してようやく発見。
はー!でかくていい岩!

高所でのマントル&スラブに萎えた由井くんは早々に「拷問(f)」に切り替えてサクッとゲットしてた。強くなっとる。
そして自分はというと、中間部のムーブがしっくり来ず、自分に合ったムーブが見つかった頃にはパフォーマンス落ちてダメダメムードに。登る体力も決定力も落ちまくっとる。敗退。


百間に移動して、2015年頃に核心越えてから落ちて帰ってきた「マッドドッグ(f)」。あの頃よりは強くなってたようで、由井くん、途中合流の大泉くんとともにセンド・トレイン繰り広げた。


最後に百間の奥へ。
天然記念物の「太刀(三段)」を拝んで即ティックリストに入れた。
裏にある「たたら(e)」もヤベーそそられる。


なかなか来られない岩場だけど、パフォーマンスを高められるうちに太刀だけは登りたいと思い、岩場を後にした。

2016年11月26日土曜日

鳳来 〜20161126〜


過去の遠い記憶を引っ張り出してブログを綴ることに無理を感じつつ、思い出せる範囲で記録を残そう。2016年11月26日、どうやら鳳来に行ったらしい。

たにー、マキくんがいたことは写真からわかる。
花夜叉の岩の前にいる写真や、白道ルーフの写真もあった。
おつきあいで花夜叉で遊び、白道ルーフの無名の初二段をやったはず。悴んで中間部のガストンから次が出せなかったんだ。立派なルーフなのであの一本くらいはいつか登っておこう。

あと白道ルーフの対岸にある「艶(三段)」も触った。かなり甘いスローパーピンチを保持できず余裕の敗退だった。こりゃかなり苦手かも。

そのあとは、、、全然思いだせない。
記憶が完全に欠落しとる。

以上。兎にも角にもゲルニカとカイエンやりたし。

2016年5月8日日曜日

彼の庭へ ~20160508~

GW最終日。

今シーズンは、ハイシーズンが終わったら岩もキレイに終わりにしようと決めていた。

今シーズン最後の岩と決めていたこの日は、ずっと一緒に登ってみたかったザワを誘った。

いつも通りに登ったんじゃ締まりが悪い。そこで、ザワの庭を案内してもらった。

ただただ、彼が引いたラインを辿り、一緒にラインを見出した。

岩についての話をした。

いつもの会話のようで、特別な会話だったような気がする。

この日のことについて多くは語らない。

2015-2016シーズンは、いつもとは違う心境で幕を閉じた。


2016年5月2日月曜日

瑞牆 〜20160502〜

GWは故郷の宮城に帰省し、妻や自身の家族とゆったり過ごす予定。
、、、でしたが、諸事情により帰省の予定は白紙に。
ということで、せっかくなのでいつもの仲間と岩へ。

大橋さん、タニさん、マキくん、リクトと5人で、春の瑞牆に向かった。


前日から生命力(初段)のことを考えていた。

この課題にはすごく惹きつけられ、1年以上前に本気で取り付いたものの、高さとヨレからくる恐怖に負けてリップから飛び降りた。それ以降、心理的に高いハードルを感じてしまいトライできずにいた。

ただこの日はシーズン最後の瑞牆になりそうだったのもあり、移動中の車内で心は固まった。

朝一番の、身体・気温ともに言い訳のできないタイミングで岩に直行。

慎重にアップし、ホールド・スタンス・ムーブ・マット位置を順に確認し、最後に精神状態を整える。パンツにチョークを乗せ、岩に向かって十数秒のあいだ深呼吸する。

スタートホールドについてからリップまで、無意識的にイメージをトレースした。リップについてからは、小さなレストを挟みながら意識をマントルの一点に集中させた。

リップでは、小さなトライ&エラーを繰り返し、スタンスを決めて、いざマントルへ。
心もとないスタンスに全神経を集中させ、ゆっくりと身体を返していく。
左の手のひらを返して立ち上がると、意識が最後のスラブに切り替わり、同時に恐怖心がやってきた。

あとはもう、必死にかつ慎重に、スラブを抜けた。

あまりの恐怖を感じていたせいか、頂上に上がってからは逃げるように岩から降りた。
ただ、頂上に立って感じた表現しようのないあの感情は、自分が日々のクライミングに求めているそれだった。この感情、いつぶりだろうか。

スポットしてくれたマキくんとハイタッチして、生命力との勝負が終わった。

クライミングやっててよかった。




このあとは、HAREのところにあるよくわからんやつやって、
無理や!ってなったりして、昼寝。

よくわからんがムズイなにか


午後の涼しくなってくる時間帯を見計らって、限られた時間(三段)へ。
ここ最近ずっとトライを続けており、今日こそはと思ったが、前回できた核心ができず、とうとう来シーズンまでの宿題となってしまった。
この苦手な課題へのトライもすごく楽しかった。
限られた時間

こんな感じで、シーズン最後の瑞牆は終了。
みんなそれぞれ成果があり、よい感じに締めくくれたかな。


来シーズンまでの間は、クライミングに多くの時間を割くことはできない予感。
どんなオフシーズンを過ごそうか、頭を悩ませるGWです。

2016年4月30日土曜日

御嶽 ~20160430~

予定の合間を縫って御嶽へ。

とうの昔にシーズンを過ぎたゴールデンウィーク、岩場に着くと暑いくらいの日差しが待っていた。
あわよくば、まだ登っていなかった「蟹(三段)」を登ろうと朝活を決行したものの、アップを始めるなり汗ばむ手を見てしまうと(オワター)と心の中で叫ばざるを得なかった。

シーケンスは身体に染み付いてるので暑くやる前にと急いでトライするものの、忍者返しに合流するところでヌメルヌメル。数トライするとフニャフニャの指皮が切れ始めたので終了。

せっかくだからと忍者返しやら子供返しやらをリピートして帰路についた。
今シーズン、終了!!おつ!!

2016年3月12日土曜日

鳳来 〜20160312〜

雨の週末をはさんでまた鳳来。

タニ、マキ、リクトと4人で。

タニ、マキが一月ほど前に来て花夜叉が宿題になってたようで、
満場一致で花夜叉(二段)から。
リクトは花夜叉SD(四段?)。

僕は2週間ぶりなので、前回の感覚を思い出しつつアップ。
上部、中間部と確認したのちスタート。

、、、


湿気ってないコレ?

ここ数日の間に雨が降ったらしく、
アンダー向きのスタートだけシットリ。
動き出した瞬間左手が抜ける。

焦っても仕方がないので、
チョークまぶしてブラッシングしたり、
サブマットで扇いだり。
そんなのを繰り返してたら乾いた。


で、トライ開始。
スタート成功!中間部は特に不安なし!
最後はヒールじゃなくて、テクい掻き込みで対応。
この日一本目で登れた!やったー!


花夜叉は二段のなかでは難しく、
ゆえに「二段卒業課題」と呼ばれているらしい。

ただ僕はよほど相性がいいのだろう、
体感はジャスト二段くらいという印象。
瑞牆のクラシック二段に比べたら与し易い(くみしやすい)課題だったかな。

グレードの話はさておき、花夜叉は、、、

4つ星課題(最高3つ星)!

リンク・派生のないシンプルな一本のライン。
見事につながった挟み込み系ホールド。
ダイナミックなムーブ。
川ポチャリスクある上部での程よい緊張感。

贅沢な一本でした。

そのあとはみんなの花夜叉を観戦。
 タニさん初手がんば

 マキくんめっちゃ苦手そうw

花粉症対策は万全なリクト
顔にイオン吹きかけるて
都市伝説かよw


13時まで粘るも各自進展なく、移動。


乳岩エリア行って、たゆたい(初段)。

実は前回、少し触ってパキリかけた一本指課題。
モチ高めのビースト・タニとともにトライ。

タニほぼフラッシュ!

早いわ!

自分も意地で、2本目で登った。
また同じ箇所パキりかけたけど登れたので良し。




アローンのマキくんがマジパキしたので移動。
いままさにパキるマキ


最後は握撃(三/四段)。

なんか湿気多くてできなかったけど、
コンディション良ければ普通にできそう。

リクトが何度か登り損ねたところで日没サスペンデッド。


みなさまお疲れさまでした。

次回はゲルニカとオークとカイエン見たい。
カイエン場所わからんけども。


岩たのし!

2016年2月27日土曜日

鳳来 〜20160227〜

クライミング仲間が寝ても覚めても「鳳来!鳳来!」と騒いでるので僕も鳳来へ。

ゆいくんと二人。

初めまして鳳来さん。

快適に新東名を走る事3時間弱。
エリア最寄りのコンビニに到着。

そこから湖をぐるーっと回ること15分?
花夜叉のあるエリアに到着。

気温は1℃(え?)。
寒かったからジョグで体を温めてから、5m弱の高さがある贅沢な5級でアップ。
なんだよこれ、初っ端からいい課題。

次は近くのグライダー(一級/初段)。
低い強傾斜にあるガバを大胆に登る、ジムクライマー垂涎の課題。
美味しくフラッシュ。




アップはこのくらいにしてお目当の花夜叉(二段)へ。
こんなにソソる見た目、そうないよね。


初手が悪いのはウワサ通り。
指皮持ってかれそうだけど、意を決して本気出したらできたし繋げ。

惜しい、

惜しい、

あコレいけそう!ってところで、、、
ヒール掛かってないけどいてまえ!

あ、やっぱ切れた

あ、これはまさか

川ランディング(笑)

ビシャビシャ

なもんで服乾かしつつ休憩。

しばしゆいくんの観察。
前回のムーブがことごとく変わる迷走ぶり。
今日はキレてないなと一目でわかる。


休んだしトライ再開。
が、高度落ち続けてジ・エンド。
掛かりもしないヒールを選択し続けたのが悪かった模様。
次回がんばる。


あとは乳岩エリアに移動して、課題をいろいろ見て回る。
気になったミギシエーション(一級?)をフラッシュ狙い。
地味なデッドの初手をミスしてフラッシュならず。
2トライ目でゲット。これも楽し!



ゆいくんはここでもダメっぷりを見せつけまさかの敗退。
今日はダメです彼。



あとは握撃(三/四段)とかの方面を徘徊して、課題の場所を確認して終了。


いつぶりの岩だったかな。やっぱ岩最高。
こんな楽しい遊びないわ。

2016年1月16日土曜日

御嶽 ~20160116~

年末年始の一週間は妻と僕の双方の実家に帰省し、、ノー・クライミングで体と心を休めた。

指の皮は少々休めすぎて、年始早々に脱皮シーズンが到来。
これは(皮を)鍛え直さにゃ!ということで御嶽に向かった。


まずはIn Tokyo! (三段)をやっつけにロッキー・ボルダーへ。


そしたら仙台でのクライミング仲間の遠藤さんに遭遇。
和やかな雰囲気でトライ開始。

いつも通りだけど、最初は思うように体が動かない。
三段なりのパフォーマンスを発揮するには、やはり入念なアップが必要らしい。
でも、岩場でのアップって難しいよね。

年末に固めたイメージは間違っておらず、核心は問題にならなくなった。
意外と核心の次(リップ手前のエッジへの寄せ)で落ちたりして、先週のアノ人のことを馬鹿にできなくなったけど(笑)

とか言ってたらそのエッジ取りまで繋がり、最後の一手、リップへのデッドの態勢になった。


コンマ数秒の間に、(リップに右手を出す→フィニッシュ・ガバを掴む→気持ちよい解放感に包まれる)というイメージまで作って、右手を出した。

、、、


おい、落ちたぞ!!

ガバじゃないんかい!!



気持ちよい解放感どころか、一瞬の混乱のあと、気持ちの悪い後悔の念が押し寄せてきたぜ。

ま、最後のリップ取りだけは完登するときまで取っておこうと思い、練習しなかったのでこんなこともあるか。

もっといいスタンスもあったし、オブザベが足らなかったな。

そのあとはメンタル、フィジカル共に崩壊し、またもや宿題となった。


そのあと(初段)にも敗退したし、自分のしょぼさが嫌になるわ。