2015年4月29日水曜日

御岳 ~20150429~

恵那?瑞牆?どっちでもいいよ!

前の晩まで、そんな贅沢な話をしていたところだったが、
提案者との都合が合わずどちらも白紙に戻ってしまった。

せっかくの休日で天気もいいのだから、
岩に行かないのは勿体ない。

そこで一人でも行ける御岳周辺の課題を思い浮かべた。
裏御岳で3G?高さがあるのでだれかと一緒に行きたい。
ではネクロフォビア?こちらもマットは2枚欲しい。
悩んだ結果、冬に少し触っていた「蛙(3段)」を登ることにした。


なにはともあれ、朝食。優雅であります!
仕事の妻をおいて岩に出発。
なんとも申し訳ない、、、

午前9:30 、御嶽駅に到着。
ゴールデン・ウィークともなると気温は少々高いが、
さわやかな風が吹いておりコンディションは良さそうだった。


忍者岩に着くと、そこには馴染みの顔がたくさんあった。
品川ロッキーの愉快な仲間たち、NICOの常連さん、高島ファミリー。
愉快な仲間たち


仲間たちのトライに刺激され、乗り切ってなかった気持ちにスイッチが入った。


【蛙】

数ヶ月触ってなかったので、感覚的な要素の強い二手目で数本落ちた。
でも下半身のポジション(下ネタじゃないよ)が決まったら、
二 手目もしっかり止まるようになった。

しかも前回触った時より二手目のアンダーが持てていて、
容易にリップに出る体勢になることができた。
ここまでくればもうジムと一緒。一気に完登の気配が漂い始めた。

リップのスローパーへのデッドは、視覚的に捉えられる場所とは
少しだけ違うところを狙わないと止まらないので、
ここでも数本落ちた。

微調整を加えながらリップをビタビタ叩きまくること数本、
(平手打ちしたときのように?手のひらが痛いのだが)
やっとベストポジションを捉えてリップが止まった。
止まったー!

リップは少しだけヌメるように感じたけど、
落ち着いて処理してマントルへ。

最近はマントルの調子が絶好調で、
ここでもその調子の良さをいかんなく発揮しそのまま登りきった。




1月に虫を登ったときにも感じたことだけど、
蛙も本当にいいラインだった。さすがは看板課題の一つ。

感覚的要素の強い前半から、豪快なリップへの一手と続き、
やや緊張感のあるリップの処理を経て岩の上に立つ。
内容が本当に充実してる。


登った後はいつものごとく気が抜けてしまったので、
品川の仲間たちと少し戯れ、マキくんの「虫」やゆうごの「蟹」を観戦し、
正午前には帰路についた。


帰宅後は家事、食材の買い出しを澄ませつつ、
完登のご褒美のビールを買い、仕事をしている妻には近江屋洋菓子店でケーキを買った。


岩で 難しい課題を登って帰り、
家でビールを飲んで余韻に浸る。
至福の一時であります!
ご褒美のネストビール!


そんなこんなで充実した一日が終了。

祝日さいこう。

2015年4月3日金曜日

BishopRockTripUJP Day7

 Day7はひたすらノープレッシャーでスターハンティング。

もう写真だけでどーぞ。

とにかくめちゃ楽しかった最終日!!


ニュー・ベータでSaigon (V6)☆☆☆ のリベンジに成功


Go Granny Ho (V7)☆☆も最高にいい課題!





リクトのSoul Slinger (V9)☆☆☆
2トライくらいで登ってたな。さすが。

Soul Slinger Right (V8)☆☆

おなじくSoul Slinger Right (V8)☆☆
アツくて最後のスロパ持ってられんかった。
あと一手で敗退っ!

午後は名クラシックHigh Plain Drifter (V7)☆☆☆から。

核心らしき一手。
核心 できたけど指皮問題により
次の一手で落ちて敗退。
OMG!

3度目のツアーにして、 やっとリベンジ成功!
GreenWall Center (V6)☆☆☆

ボロ雑巾になって終了!

おつかれっした!
ローカルのクラフトビアうまい!


Day7, Finish.

2015年4月2日木曜日

BishopRockTripUJP Day6

Day6.

毎日早起きしてた結果、完全にEarly bird と化した3人は日の出前にButtermilkへ向かった。

自分は夕方に予定しているXavier's roof に備えて昼間はレスト。

朝イチの アップがてらFunky Tut (V3)とKing Tut (V3) を登った。
スラブがいちいち面白いなーちくしょう!
Funky Tut (V3)


そのあとはすーさんのFly Boyへ。

Chicken Boy のままじゃちょっとアレなので今日こそはぶっ飛んで登ってほしいところ。
さすがに 自動化できない病のすーさんでもムーブを覚えたのかスムーズ。

でそのまま核心も、、、飛ぶのかぁ〜、、、飛んだー!!
、、、でも登れないからまだFlied Chicken。

という一連の流れを繰り返した結果こうなった↓↓

すーさん別名Flied Chicken は揚げ過ぎで燃えカスとなりました。OMG!!

そんなすーさんを喜々としてと 撮影するリクト!!
Fxxk Yes !!



すーさん、来年リベンジに来よう!!



でで、お次ぎは泥沼化しているリクトのStained Glass.



核心まではもはや落ちんけど、どうにもリップにとどかないらしい。

惜しいトライを繰り返すも結局リクトも登れなかった。


まずい、まずいよこの流れ!残すところあと1.5日にしてだれも成果出してないよ!やばいよやばいよ!


とまあ騒いでも仕方ないので内心不穏な空気を感じつつ、冷静に午前の部終了。


行動食のサンドイッチを食べながら登ってたので、お昼はLooney Beans coffee roaster でright mealを。The american という樽みたいな女性しか見かけないBishop にあって、ここの女性スタッフはスリムな美人ぞろい。美味しいコーヒーとパイナップルケーキでお腹を満たしつつ、目の保養までできちゃうナイス・スポット。はまった!




そしてモーテルに戻って昼寝。
ここで今ツアーの昼下がりの過ごし方について少し。基本的に自分は昼寝するわけなんだけど、その間リクトとすーさんはスマホで脱出ゲームにいそしんでいる。すーさんは、リクトに「頭が悪い」だ「もう脱出したわ。おまえまだそこ、おせww」だと罵倒されながらもゲームを続ける。そんな午後。


そして日も落ちて来た頃、昼寝して元気な自分と脱出ゲームに全精力を注いで廃人と化した2人はXavier をするべくDale's camp へと向かった。


指皮的にトライできるのは最後と思い、リクトとXavier を本気でトライした。
体のコンディションは決して良くはなく、登りに精彩を欠く自分。凡ミスもしてしまう程でちょっと嫌な空気だった。

そんななか、リクトが会心の登りでXavier's Roof (V11) のフィニッシュ・ジャグを掴んだ!観てるこっちも鳥肌が立つくらい、気持ちの乗ったいいトライだった。
リクトもこれまで成果らしい成果が出ておらず、やっと何かから解き放たれたのだろうか、感慨深そうに岩の上からBishopの夕景を眺めていた。

Goooooood job リクト!!


今ツアー最高の登りに刺激され、不思議と背中の疲れも吹き飛んだところで、自分も最後のトライへ。

メンタル状態が良かったのだろうか、下部をこれまでになくスムーズにこなし、核心へ。フィニッシュ・ジャグはもうすぐそこに。だが、伸ばした手はジャグを掴むことはできなかった。

ここで気持ちが尽きてしまった。Evilution も登れず、日が経つにつれ疲労が増していくなかでのxavier's roof。心身ともに結構しんどかったんだな。

リクトが気持ち良く登ってくれたおかげで、自分も潔くやめることができた。また来よう。そして次回こそは登る!


夜はもちろん(といっても軽めに)祝杯。
やっぱ登れたあとのお酒は格別。登れなかった俺まで美味しくいただけた。



明日は最終日。
楽しむぞ!


Day6, Finish.

2015年4月1日水曜日

BishopRockTripUJP Day5

Day5, Buttermilk.

まずEvilutionのこと。なめてたわけじゃないけど、初手の悪さが想像を超えていた。

140度の傾斜、左下がりのスタートホールド(右手は結構なクソカチ)と左足、右斜め上85%リーチのややガストン向きガバカチにデッド。

これがハンパなく悪く、3日間トライして一度も止められなかった。Day5の朝、悩みに悩んでトライを止めた。強くなって戻ってこようと心に決めて。


そしてこの日はもう一つのターゲット、"Xavier's Roof(V11)"をトライするべく朝からDales Campへ。

下部はさほど難しくないけれど、ラスト2ムーブのグレードが急に上がる。疲れもあって思うようには登れなかったけど、核心のラストまで行けたのでほどほどな感じでフィニッシュ。


この日は全員お疲れムードで、Xavier's以外は触らず下山。KEOH'S HOT SPRINGS(の残り湯)に浸かってカラダをリラックスさせた。

ここでは、中型バンで西海岸の山や岩を旅して回っているおじさんに出会った。happyの近くのルートエリアの話、ヨセミテの話、車の話、、、老後の目標だな(^ν^)


街に帰ってランチ。すーさん、リクトが完全に気に入ったメキシカン『Amigos』に再訪。

もはや定番と化したブリトーとトスタドス(←料理名おもいだした!)を流れるように注文して食す!


お腹を満たしたあとはあてもなく街を散歩。ツアーがあと数日で終わってしまうことに寂しさを感じながら。



そして健康的に就寝。
明日も朝活や!!


Day5, フィニッシュ。