2013年4月20日土曜日

塩原 〜0420〜

繁忙期の真っ只中だが、平日のうちになんとか仕事にメドをつけて岩に行くことができた。

この日は兄を含む仙台チームが塩原へ行くと聞き、僕も半年振りの塩原へ。

といっても車はもっていないワタクシ。
電車(もちろん在来線)に揺られること3時間、西那須野駅で兄らと落ち合い、朝マック経由でエリアに向かった。

メンツは、仙台から兄、せいちゃん、くんぺいさん、えんどーさん。
久しぶりに岩で会うメンツばかりで楽しっ!


とにもかくにも先ずは「千(初段)」。
初めて触ってから2年くらい経つだろうか、こいつには完全にソッポ向かれてる。
ただこの日は、気候条件も良く、カラダもまぁまぁ動くでイケそうな気がした。でまぁ目論見通り、千との長きに渡る戦いにようやく終止符を打つことができた!
ザ・充実感っ\(^o^)/




そんなオレにハクは囁く。
ハク 「辛かったろ。さぁ、お食べ。」
オレ 「あざっす!昼メシいたっきゃす!」


昼メシとレストをはさみ、お次は「ひな(二段)」。

ひな、核心付近がさ~っぱりできん!!
おしいの「お」の字がなんとかうっすら見えるくらいww
早々に完登は諦め、核心周辺のムーブをひたすら反復しておいた。



16:00。
気付けば日差しは消え、冷たい風が流れ込み、予報どおりに雨もパラつき始めた。

最後に、オレの中で「茶を濁すための岩」として定着しつつある桜岩へ。
バタバタ準備して「マッチ(初段)」。
マッチのランジ


一便目でランジを止めるも、未知数の上部リップ付近でアッサリと蹴散らされた。
もう数本分の時間をもらえたら登れた気がするが、残念ながら雨天サスペンデッドとなってしまい、本日のクライミングはフィニ。


ちょっと時間は早かったけど、ビッグ・ボーイでハンバグって一日を〆た。
ようやく千も終わったし、次回は「ひな」と「コプリス」にターゲットを絞って本気で狙いにいくぜぃ。
おつでした!!




余談。。。
兄は強かった。「ひな」では着実に高度を上げ、「コプリス」では(ひなを散々打った後にも関わらず)あわやワンデイというところまで行ってた。いい刺激もらったわ。
コプリス(Climber: 兄)




2013年4月14日日曜日

小川山の季節です ~0412~

一週間の休暇も残すところあと二日。
ツアー後のマッタリした時間もつかの間、ラストスパートとばかりにゆいくんと小川山に繰り出した。


目的は昨年夏に残した宿題の回収作業。
まずは小川山最優先ターゲット「大いなる河の流れ(二段)」。
コンディションのおかげか、少しは強くなったのか、前回のムーブ的核心であった前半スロパ処理は難なくクリア。

ただし本当の核心は、計15手ほどのロングボルダーを繋げること。結局、9手目あたりが自分の保持持久力の限界らしく、その壁が越えられなかった。意識してトレーニングする必要があるかもしれない。
大いなる河の流れ(二段)


ゆいくんは、前半のテクいトゥ・パートがどうにも処理できずに仲良く敗退。
次回はきっと保持力で解決してくれるでしょう。



ちょっと疲れたので、昼メシくってから昼寝。
春の陽気がめっちゃ気持ちよかった。


危うく本格的な睡眠モードに突入しかけるが、エナジードリンク注入して起床。
午後一番のターゲットは「石の魂(ランジ、初段)」。

こちらも、夏に二日もかけた末に敗退していた因縁課題。
ただ今回はベストシーズン。ホールドのおさまりが抜群に良く、思い切って踏み切れる。
ゆいくんがランジ一発かまして一抜け、すぐさまオレもゲット。

めっさ気持ちいぃぃ~~!!!!






これで宿題モノはひとまず終了。

あとはビクターの岩でユルリと遊んだ。
コンケーブとかいう3級のマントルを必死で登り、two monks(二段)のキモさに苦笑。
最後にビクターランジ(一級)をピョンピョン飛びまくってゲットし、本日はフィニ。



来週から3週間は仕事の繁忙期。
とうぶんは家トレかなぁ。ここでフィジカルレベルを一つ上げられたら最高だね。


仕事復帰したくねー!!!!!!!

2013年4月10日水曜日

国内ボルダーツアー Day4 (瑞牆)

ブログを書く体力も怪しくなってきた4日目。
夜には東京へ戻ることを考え、コンディションも良いだろう瑞牆へ。


早朝出発だったため、残念ながら最終日はモーニングできず。
その代わりにこんなもの買ってみた。

これ、失敗作だわ。食べないほうがマシ。
小倉トーストの魅力は、バタートーストの塩気と小倉あんの甘さとのハーモニー。
それをフレンチトーストにしたら甘味×甘味になるやんけ!
開発者は、小倉トーストの「お」の字もわかっちゃいないね。


早朝から3時間のロングドライブの末に須玉IC到着。
拠点の秋ぶりなので、すごく懐かしい感じがした。
天気は晴れ、気温も10度前後とサイコーのコンディション。テンション上がる上がる。


この日の目的は秋の宿題を片付けること。
エンドロール(二段)、阿修羅(初段)、燃えた地図(二段)、などなど。


まずは一番下にあるエンドロール(二段)から。
指人形へのリンク部分を確認してからトライ開始。
一本目はリップへのランジが止まらず落ちるも、二本目でゲット☆
やっぱこの課題は秀逸だわ!楽しい!





阿修羅(初段)は宿題の中で一番ムズイので後回しにして、燃えた地図(二段)。
触ってみるとホールドはカラッカラでコンディションは抜群にいい。
秋にやってたムーブは自分に合ってないような気がしたため、ムーブを変えて一本目。最後のスタンスがイマイチで×。

スタンスを修正し二本目。これが奏功してゲット☆
燃えた地図はずっと登りたかっただけにウレシ!
そしてこれもまた名作や!





これで心が満たされた。
阿修羅はもっとカラダと指皮のコンディションがいい日にやることにし、あとはエンクラ。

皇帝岩に行ったら先客がお二人。
大阪はSiesta(シエスタ)というジムのスタッフの耕平さんと、同じく大阪からイッチーさん。
初瑞牆とのことらしいが二人ともめちゃ強くて、ものの2時間ほどで、う゛ぉっく(初段)と皇帝(二段)をアッサリ落として、最後にはエンペラーモス(三段)まで登ってた!!


オレは、皇帝(二段)のホールドで指に穴が空きかけ、ブラック・エンペラーの一本指ポッケで中指パキリかけたところで国内ツアー終了!


あとはお二人を帰宅がてらエリアを案内。
トポだとちょっとわかりづらい燃えた地図、阿修羅・インドラ、あたりを案内し、最後にお二人の希望で指人形へ。

二人とも1時間とかからず指人形、エンドロールを瞬殺ww
「名作やー!!めっちゃおもろいー!!」とご満悦の様子。案内してよかった(^^)


お二人を瑞牆に残して下山。
最後の晩餐は龍福のホイコーロー定食。


心も体も満たされて、気持ちよく東京へ戻った。
(満腹と疲労による眠気で、高速で寝落ちしたのは言うまでもない)

ズームにするとキレイな富士山が...


p.s.
耕平さん、イッチーさん、ありがとうございました!
大阪行ったときはジムに遊びにいきます(^^)☆


Day4 完


<ツアーの成果>
石器が余計。時間と体力をうまくコントロールすればもう一、二本いけたかな。

◆瑞牆
燃えた地図(二段)
エンドロール(二段)

◆恵那
アルケミア(初段)

◆豊田
兄貴(e)
蛇の目(e)
石器(d)→登ったことにする

2013年4月9日火曜日

国内ボルダーツアー Day3 (豊田)

ツアーも折り返しまして、3日目はふたたび豊田。

AM7:00起床…案の定めちゃ疲れとるorz
4日目の瑞牆のことを考え、この日はユルく登ることを固く誓った。


どの店でモーニングするかで悩むのはもはや恒例行事。選択肢がありすぎて迷っちゃう。
結局は探すのが面倒になって、初日に行った「マンハッタン珈琲店」へ再訪。
一度は小倉トーストを食べておきたくて、モーニングセットに小倉トーストを追加。
神の如きウマさに涙した(幸)



腹を満たしていざ豊田へ。
名古屋の市街地からは40分くらいでエリアに着いちゃう。いい環境だよね。


まずはじめに大給城址。
半生茶、ミテ、アキラ、ダイヤモンドスラブ、ポールポジション、などいい課題が集まってる。
一通り場所を確認するも、この日は暑すぎて話しにならなかった。
指皮はフニャってるし、シューズのラバーは結晶に負けるし、まったく頑張る気が起きなかった。

ダイヤモンドスラブ(d)と豊田の街

ポールポジション(d)


と、ここで、マサトくんという一人のクライマーに出会う。
彼もそこまで豊田に詳しくないらしく、一緒に他のエリアを探すことになった。


まずは大楠林道。
大体の場所はすぐわかったが、30~40分くらい惜しいところを彷徨った。
山の斜面をウロウロしたためまたもやアプローチで力尽きそうになったが、なんとか岩を発見。
兄貴(e)、かりんと(f) がオモロそう。
かりんと(f)
モデル:マサトくん

かりんとは抜群にイケてる!!
ま、この日のコンディションではまずムリなんで、カラダも指皮もフレッシュなときにまたやりに行くわ。


てことで兄貴(d)。
こっちはグレードのわりに易しいとのウワサで、ユルく登るには良さげ。
まずはマサトくんがフラッシュ!プレッシャーのなかオレもフラッシュ!
おもろかったぜ(^^)
ムーブ・ホールドがわかりやすいから、できる人はすぐできちゃうのかもね。
マントルちょっとムズめ。





この後、百聞を探すも見つからず、念願の太刀(g) を拝むことはできなかった。
最後に巴川エリアの足助(e)、切々舞(f) を観察。
マサトくんの足助トライを見守って本日フィニッシュ。


エリアもいろいろわかったし、明日に向けていいレストになったし、いい一日だった。
マサトくん、一日ありがとう!



そんなこんなで豊田を後にし、さぁ夕飯。
この日の夕飯は、マサトくんオヌヌメの焼き鳥居酒屋さん「とりべゑ」。
名古屋コーチンの焼き鳥めちゃウマかった!普通の焼き鳥もかなりレベル高し!!
また行きたいわ☆


ウマい飯でお腹を満たし、名古屋最後の夜も終了。
さ、あと一日!

Day3 完

2013年4月8日月曜日

国内ボルダーツアー Day2 (恵那)

2日目は恵那。

もちろんモーニングは欠かさず、この日は伏見駅近くにあるGORDO CAFEへ。ボーズの峯岸み○みが歳とったカンジのお母さんが店やってた。



ん(・∀・)??
アメリカン頼んだら茶みたいな薄さ…
アメリカンってこういうもんだっけ?
コーヒーにはやや疑問を感じつつも、サンドを美味しく頂いて恵那へ向かった。


道中はターゲットを何にするか悩んだ。テツコ(初二段)はまだ濡れてそうだしパス。山エリアの最優先をアルケミア(初段)にして、あとは雰囲気で決めることにした。


アルケミアは山の下側の駐車場からアプローチしたのだが、これが本日最大のミス。アプローチ長いし、道に迷うしで心身共にめちゃ疲れた...orz=3

前日の疲れもあってやや苦戦するも5トライくらいでアルケミアをゲット!
思ったとおりいい課題だった(^^)




ちょっと時間も押してたのでダッシュで下山。
のはずが若干、いやモロ道に迷って遭難(笑
下れば必ず道路に出ることは知ってたので、だいたいの方向のみ確認して藪こぎ。
ヘトヘトで車に到着し、すぐに電波塔エリアに移動。


ナナメジはフィジカル的に今日はムリ。
イルカはスタート付近がビチャビチャ。

ということでニキ(一級/初段)をやる。
が、もはや体力は残っておらず、数手の核心を越える!→活動限界を超えて落下!という虚しいルーティンを3回繰り返して力尽きた。


この日は名古屋のクライマーさんがいた。
一人はメッチャ強い人で、異端者(トールくん初登の三段)を登ってはった。
他の方々はカフェオレ(二段)をやられてて、面白そうだったので次回触ってみたい。


そんなこんなで二日目のクライミングはフィニ。


夕飯は、今日こそはと名古屋名物のうなぎ!通称ぎーうな。
西本という老舗のうなぎ屋さんで「中詰丼」という名のメニューを注文。

ご飯・うなぎ・ご飯・うなぎ、という夢の四層仕立てで激ウマでした。
肝吸いもウマーで大満足☆


食後は疲れを癒すべくスーパー銭湯「喜多の湯」へ。
やっぱ風呂はいいね。


ホテルに戻ってソッコー爆睡。

Day2 完

2013年4月7日日曜日

国内ボルダーツアー Day0 & Day1 (豊田)

<Day 0> 4月6日(土)


PM11:00、犬ですら出たがらないであろう暴風雨の中、レンタカーに乗り込み名古屋へ向けて東京を後にした。しかし、見事なまでの暴風雨で視界は最悪。ハイドロプレーニング現象に肝を冷やすこと数え切れず。

悲鳴にも似た声を上げながら車を走らせること3時間、何とか危険地帯を通過し牧ノ原SAに到着した。
休憩スペースにて仮眠を試みるも、睡眠時無呼吸症候群のおっさんにハラハラしてほとんど眠れなかったのは今だから笑える話。

そんな夜を越え、いざDay1 へ。




<Day 1> 4月7日(日)

AM7:00、今ツアーの拠点である名古屋に到着。雨は上がっている。
かねてより朝飯はモーニングと決めていたので、記念すべき初モーニングは友人オヌヌメの「マンハッタン珈琲店」へ。

本日の珈琲モーニングセット、400円

珈琲もバタートーストも美味しく、店内の雰囲気も良くて大満足。
名古屋に住んでたら間違いなく行きつけになるね。
(ここのブログを見ると雰囲気伝わると思う→http://raygass.blog4.fc2.com/blog-entry-139.html


コーヒーを飲み終わる頃、気付けば外は青空。風も強く吹いている。
当初は昼過ぎまで雨が残る予報だったため、名古屋観光の一日になると思っていたが...これなら午後には岩も乾くかもしれない。テンション上がっちゃうよね。


とはいえすぐには乾かないし、持っていた古いトポでは情報不足だったため、まずは豊田の情報収集のためにクライミングジム「aim」へ。

ここでは思いもよらない再会が待っていた。
一年前のビショップで出会った、通称「ふくちゃん※」が外で猫と戯れていた。どうやらスタッフをしているらしい。(※DKや中嶋兄弟らと海外ツアーに行っているので、知っている人も多いかも?)

懐かしい話も交えつつ、豊田エリアのことをいろいろ教えてもらった。
そのくせジムでも登らず、物販も買わずに帰ったことは今更ながら深く反省しております。


ジムを後にすると、居ても立ってもいられなくなり豊田へ向かった。


ひとまず古美山を散策し、どルーフの中にある石器(d) や縄文(e) なら濡れていない事を確認。

すぐに川に下りてターゲットの蛇の目(e) を発見。
けっこう濡れていたのでティッシュとタオルで水分を取り、掃除をして夕方まで待つことにした。


待っている間に石器(d) で遊んだ。
99%登ったところで落ちるも、個人的には何一つ心残りはないため終了。
石器(d) コメディーVer.

その後ふたたび蛇の目へ行くと、予想通り乾いていた。
本気でフラッシュ狙うも失敗。結局2トライで登れた。
クラシックな感じの課題で、岩のスケール、内容ともに非常にグッドでした。

蛇の目(e)



コレにて一日目のクライミングはフィニ。


夕飯はもちろん名古屋名物を喰らうよね↓
?!?!

ってピザじゃねーかよ!!
そうです、ピザです。私が食べたのは名古屋名物などではございません!

諸般の事情により帰宅が遅くなり、日曜の夜というのもあってかどこの店も閉店。
結局、ホテル近くで唯一開いていたピザ屋で切ない夕飯を食した次第です。

いやーこの残念さったらなかったね。
明日こそは名古屋名物を食べようと心に誓い眠りについた。


p.s.
一緒に登っていただいたヨッシーさんとその相方さん。
お蔭様で楽しく登ることができました。ありがとうございました。
またどこかで一緒に登りましょう(^^)

そして古美山&宮川エリアを案内してくださったローカルクライマーの皆様。
お世話になりました。ありがとうございました。


Day1 完